キャリアセンター
考える力を育む 刑法講義と模擬裁判への一歩
4年生進路探究マイストーリープログラムの一環として、「自分の考えを論理的に話せる力をつける」ことを目的に、ディスカッションプログラム(模擬裁判)に取り組んでいます。
この活動では、裁判員制度についての理解を深めるとともに、実際の裁判の流れや刑法の基礎知識を学び、最終的には自分たちで模擬裁判を実施する予定です。
本日は特別講師として、島根県弁護士会の鳥居弁護士をお招きし、「刑法」についてご講義いただきました。講義では、「刑法とは何か」「なぜ刑法が必要なのか」「刑罰にはどのような種類があるのか」といった基本的な内容を、具体的な事例を交えながら分かりやすくお話しいただきました。
生徒たちは、日常生活ではあまり意識することのない「法律」が、私たちの社会を公正に保つためにどれほど重要な役割を果たしているのかを実感できたようです。また、「もし自分が裁判員だったらどう判断するだろう?」と考えることで、自分の価値観や正義感と向き合う貴重な機会にもなりました。
今後は、今回の学びを生かし、弁護側・検察側・裁判員などそれぞれの立場に分かれて模擬裁判を行います。自分の意見を論理的に整理し、仲間と意見を交わしながら、より良い結論を導き出す力を養っていきたいと思います。


