小山内校長日記
校長日記670「教育実習を終える日に寄せて」

3週間にわたる教育実習も、いよいよ明日で終わります。
実習生の皆さんにとって、この期間は緊張と挑戦の連続だったと思います。教科の指導はもちろん、クラスでの生徒対応やクラブ活動への参加など、毎日が新しい学びの連続でした。
今日は、実習生の皆さんに「教師の条件」というテーマでお話ししました。実習を通して、生徒や先生方と気持ちよく関わろうとする姿や、明るく元気に取り組む姿がとても印象的でした。教育実習は、先生方にとっても、そして生徒たちにとっても、心に残る大切な出会いの場です。中には「自分も先生になりたい」と感じた生徒もいるかもしれません。進路に迷うことは、大学生でも高校生でも自然なことです。大切なのは、周囲の助言に耳を傾けながらも、自分にとって今できる最善の選択を信じて進むことです。人生に「当たり」や「ハズレ」はなく、歩きながら自分の道を作っていくものです。
「人を教える」という経験は、どんな仕事に就いても必ず役立ちます。どうか、この実習で得た学びや出会いを大切に、これからの人生に生かしてください。
実習生の皆さんの歩みを、心から応援しています。