生徒支援センター new
「夏季休業前最後の登校日を迎えて」
本日は夏季休業前最後の登校日となりました。それに合わせて、「被害者・加害者にならないための非行防止教室」を島根県警察のご協力のもと実施していただきました。
今回の講話では、「ルール・モラルを守って気持ちよく暮らすための境界線という考え方」がテーマでした。
目には見えませんが、私たちの心や体、時間や持ち物などは、それぞれが“境界線”によって守られています。この境界線(心のバリア)があることで、人は安心して生活をすることができます。
しかし、その境界線が曖昧になると、「友達だから」「親子だから」「少しぐらいなら」などといった考えから、「これくらい大丈夫だろう」と思い、思わぬトラブルに発展することもあります。
講話では、SNSに関する犯罪やトラブルについても触れられました。たとえば、悪口の書き込み、児童ポルノ、ストーカー行為、闇バイト、詐欺、違法薬物など、身近に潜む危険について、実際の事例を交えて分かりやすく説明いただき、犯罪やトラブルに「巻き込まれない」「起こさない」ために、どのような点に注意すべきかを学びました。
明日からは約1か月の夏休みに入ります。生徒一人ひとりが学んだことを胸に、自分自身を守る行動を心がけ、有意義で安全な夏休みを過ごしてほしいと思います。