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「命の大切さを考える~子どもたちを被害者にも加害者にもしないために~」
4年生(高校1年生)を対象に、道徳特別授業「命の授業」を実施しました。
今回は、「命の大切さを考える~子どもたちを被害者にも加害者にもしないために~」と題し、一井彩子様にご講演いただきました。
一井様は、30年前にご長男を少年犯罪で亡くされたご経験から、当時の状況や加害者への思い、そして少年犯罪被害者として続けてこられた活動についてお話しくださいました。
講演を通して私たちは、何気ない言動が誰かを深く傷つけてしまうことがある一方、ほんの少しの思いやりが人を救う力を持っていることに気付かされました。人の痛みに想像を巡らせ、相手の立場に立って考えること。そして、自分が「被害者にも加害者にもならない」ために、まっすぐ人と向き合い、相手の心を大切にする姿勢を持つことの重要性を学びました。
命はかけがえのないものであり、一度失われれば二度と戻ることはありません。だからこそ、日々の生活の中で「人を思いやる心」を言動で示し、周囲の人の気持ちや痛みに気付こうとする姿勢を忘れずにいたいと、改めて強く感じた授業でした。

