小山内校長日記
校長日記721「坂口さんが語った『ドア』と『橋』」
2025年ノーベル生理学・医学賞を受賞された、大阪大学特別栄誉教授・坂口志文さんが、スウェーデンの日本大使館で行われたレセプションでスピーチをされ、その内容がNHKで紹介されました。
坂口さんは、記者からよく問われるという「どうすればノーベル賞が取れるのですか?」という質問に対し、ご自身の研究人生を象徴する “ドア(Door)” と “橋(Bridge)” の比喩を示されました。
■ ドア ― 未知への一歩
研究とは、「まだ誰も開いていないドアを見つけ、勇気をもって開くこと」であると語られました。
未知を恐れず挑戦し続ける姿勢こそが、新しい発見を生み出す原動力になるという強いメッセージです。
■ 橋 ― 分野と分野をつなぐ力
さらに、科学はひとつの分野だけで完結するものではなく、自分の研究と他分野の知恵を“つなぐ橋”をかけることで、新たな価値や発見が生まれると述べられました。
坂口さんは、ノーベル賞は目的ではなく、
「ドアを開き続け、橋をかけ続けた結果として与えられたもの」
だと強調されています。星生の皆さんにも、この言葉をぜひ胸に刻んでほしいと思います。
自分の好奇心を大切にし、新しいドアを恐れず開き、人とのつながりという橋をかけながら、学びを深めてください。
その積み重ねが、皆さんの未来を確かに切りひらいていきます。
