今年度の5年生探究（エントリー型）では、「自分たちの取り組みを外部の方に評価していただくこと」を大切にしながら活動を進めています。
近年、私立大学だけでなく国公立大学でも、総合型選抜や学校推薦型選抜の割合が増えています。これらは高校3年生の12月までに合格が決まる“年内入試”が中心で、主体性や思考力、課題解決力など、探究的な学びの実績が大きな力になります。そのため、高校2年生のうちに探究活動の成果をしっかり示せることは、希望進路を実現するうえで非常に有利になります。

今回参加する「SB Student Ambassador 中国ブロック大会」は、2026年2月に開催予定の「第10回サステナブル・ブランド国際会議 東京・丸の内」での高校生アンバサダー選考に向けた事前学習の場です。1校あたり参加できるのは最大12名の選抜メンバーのみで、文部科学省や環境省が後援する大規模な大会です。県内での参加校は本校のみという貴重な機会になります。

他校の生徒とのディスカッションやグループワークを通じて、視野を広げ、自分の考えを深めることができる、とても価値のある学びの場です。生徒たちの成長にとって、大きな一歩になることを期待しています。

明日の大会に向けて広島へ出発。今日は大学見学に行ってきます。