学校法人大多和学園 開星中学校・高等学校

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小山内校長日記

校長日記689「学校視察から(その2)」

2校目として学校法人大阪貿易学院開明中学校・高等学校を視察しました。

同校の前身は、1914年(大正3年)に大阪商業会議所を中心に設立された「大阪貿易語学校」です。語学に堪能な若者を育成することを目的に創立され、以来、グローバルに活躍できる人材を輩出することを目指して教育を行ってきました。現在では、「新鮮で活気あふれる共学の進学校」として発展しており、校名の「開明」は「人智が開け文明が進歩すること」を意味するとのことです。

中学校21学級、高校20学級、全校生徒数1717名という規模の大きさにまず驚きました。しかしそれ以上に印象的だったのは、生徒一人ひとりの創造力や個性を大切にし、多様性への理解や世界への発信力を育む教育の姿勢でした。文系・理系の枠にとらわれず、自ら考え、挑戦する力を養う取り組みがあちこちで見られ、既成概念にとらわれない学びの環境づくりに心から感銘を受けました。

こうした教育の成果は、学力のみならず人間力の育成にも結びついており、近年では中高6年一貫教育の成果として、難関国公立大学への進学実績にも顕著に表れています。

ご多用の中、校長先生をはじめ教頭先生方には丁寧にご案内いただき、心より感謝申し上げます。

今回の視察で学んだことを、自校の教育にも生かしていきたいと改めて感じた一日でした。