スクールドッグ 譲渡式・日本スクールドッグ協会との事業連携協定調印式のご案内
プレスリリース_スクールドッグ譲渡式・協定調印式について_click
学校法人大多和学園 開星中学校・高等学校(島根県松江市、学校長:小山内 仁)は、一般社団法人日本スクー ルドッグ協会(岡山県西粟倉村)および社会福祉法人日本ライトハウス盲導犬訓練所(大阪府千早赤阪村)と連 携協定を締結し、2025年10月より正式に「スクールドッグ」の導入を開始いたします。これにより本校は 全国で数少ない「スクールドッグ認定校」となります。
■ 動物介在教育(AAE)の導入背景
近年、不登校児童生徒数は全国で過去最多を更新しており(2023年度:34万6000人、文部科学省調査)、 子どもたちの居場所づくりや心のケアが大きな社会課題となっています。また、ユニセフの調査によれば、日本 の子どもたちの精神的幸福度は先進国の中でも極めて低い水準にあります。
本校は「一人ひとりを大切にする教育」を掲げ、学力の伸長のみならず、生徒が安心して過ごせる学校づくりを 重視してきました。今回導入するスクールドッグは、犬との触れ合いやお世話を通して生徒に安心感や自己肯定 感を与え、仲間との協力、命の尊さ、共生社会のあり方を学ぶ機会を提供します。
■ 導入にあたって
開星に迎えるスクールドッグは、日本ライトハウス盲導犬訓練所より譲渡されるキャリアチェンジ犬です。動物 介在教育の専門的トレーニングを受けた犬とハンドラー(動物介在教育支援士)が共に活動し、教育計画に基づ いて授業や学校生活の場に参加します。
また、生徒自身が世話や係活動に関わることで、自主性や責任感が培われるとともに、学園全体で「人と犬との 共生」を実践的に学ぶ教育活動を展開していきます。
■ 今後の展望
10月8日には、協定締結および認定校記念式典を本校にて実施いたします。本校は今後も、日本スクールドッ グ協会、盲導犬訓練所と連携しながら、子どもたちの健やかな成長を支える教育環境の整備に努めるとともに、 インクルーシブ教育の推進、地域社会への発信に取り組んでまいります。
<スクールドッグ(レイ君)譲渡式>
日時 令和7年 10 月 8 日(水) 13:50~14:20(30 分間)
会場 開星中学校・高等学校 体育館
出席者 一般社団法人日本スクールドッグ協会 代表理事 青木 潤一(あおき じゅんいち)様
社会福祉法人日本ライトハウス盲導犬訓練所 所長 赤川 芳子(あかがわ よしこ)様
レイ(ゴールデンレトリバー・2歳)
開星中学校・高等学校 全校生徒、全教職員
<一般社団法人日本スクールドッグ協会との事業連携協定調印式要項>
(同時開催:一般社団法人日本スクールドッグ協会と社会福祉法人日本ライトハウス盲導犬訓練所との包括連携協定)
日時 令和7年 10 月 8 日(水) 14:40~15:40(調印式終了 20 分後を目途に))
会場 開星中学校・高等学校 2 階会議室
出席者 一般社団法人日本スクールドッグ協会 代表理事 青木 潤一(あおき じゅんいち)様
社会福祉法人日本ライトハウス盲導犬訓練所 所長 赤川 芳子(あかがわ よしこ)様
レイ(ゴールデンレトリバー・2歳)
開星 小山内校長、松本事務局長、浜屋副校長、田中教頭、佃教頭